- 本記事の内容
・VYMの長所
・VYMの短所
・他のETFとの比較
- 本記事の信頼性
・ガチガチのVYMホルダー
・投資歴13年
・登録者5800人の米国株投資家YouTuber
・大手製薬企業に勤務
2019年12月より米国株投資家YouTuberとして活動しています。
米国株ETFへの長期投資でFIREを目指しています。
米国株ETFだと情報が英語だったりしてわかりにくい場合が多いですよね。
投資は全て自己責任だからこそ、よく理解した上で買いたいです。
ご安心下さい。米国株投資家YouTuberのTKがあなたに代わってVYMを調べ上げました。参考になれば幸いです。
VYMの長所
VYMの長所をまとめます。
- 連続増配年数が良好
- 10年増配率が2倍を超える
- 利回りは平均して3%くらい
- リーマンショックを経験した歴史あるETF
- 世界一の運用会社バンガードのETF
連続増配年数が良好
10年増配率が2倍を超える
一般的なサラリーマンを想像してみて下さい。
月収が30万円のサラリーマンが10年後に月収60万になっている可能性はどれくらいあるでしょうか?
VYMの10年増配率が2倍の凄さが想像できると思います。
他のETFの10年配当変化率も確認してみて下さい。
VYMの優秀さが明確化されますね。
リーマンショックを経験した歴史あるETF
VYMの運用開始は2007年です。
リーマンショックの際のパフォーマンスがわかっていることは心強いですね。
一方でHDVやSPYDはリーマンショック後に運用開始されています。
特にSPYDに関しては始めてリセッションを経験し、多くの投資家がその下落率に戦々恐々としていました。
バンガードのETF
代表的なETF運用会社は上記の3社です。
ETFで重要なのは運用規模です。
運用規模が大きいほどETFの手数料が圧縮され、お得に運用することができます。
VYMの短所
VYMの短所は以下の通りです。
- トータルリターンではSPYに負ける
- 配当利回りはSPYDやHDVに負ける
トータルリターンではSPYに負ける
S&P500は直近10年間のパフォーマンスが非常に良好です。
高配当ETFの宿命とも言えますが、こういったグロース株を含むETFにはトータルリターンでは勝てないと思ったほうがいいです。
そう入ってもVYMはかなり良い線いっていますね。
高配当+増配+株価の成長の三拍子が揃っています。
配当利回りはSPYDやHDVに負ける
VYMは高配当ETFに分類されますが、他の高配当ETFに利回りで負けてしまいます。
- VYMは平均して3%前後
- HDVは平均して3.5%前後
- SPYDは平均して4%前後
それでも増配を加味するのであれば、長期保有すればするほどVYMに分があると考えられます。
他のETFとの比較
今回はVYMとSPYD、HDVを比較しています。
直近の頃なショックで各ETFに違いが出てきています。
株価の推移としてはSPYDの下落率が大きいです。
S&P500の高利回り上位80銘柄をピックアップする方法が裏目に出ていますね。
VYMとHDVは同様の推移を示しており悪くないチャートです。
それぞれのETFの利回りを示しています。
SPYD>HDV>VYMとなっています。
- 連続増配年数
- 増配率
- 減配耐性
- セクター比率
VYMは他の高配当ETFに利回りでは負けていますが、連続増配年数、増配率では勝っています。
こちらの表にあるように10年の配当変化率を見ると、VYMは圧倒的です。(10年で配当が2.604倍)
この10年配当変化率は10年前に購入したETFの配当が2.604倍になっているということです。
経費率はVYMが最も安いですが、そこまで大きな差ではありません。
まとめ:長期投資ガチ勢なら本命ETFになる
長期投資は20年30年のスパンで考える必要があります。
その場合、見かけ上の利回り以外にも考えるべきことはたくさんあります。
繰り返しになりますが、
- 増配傾向
- 連続増配
- 適度な株価成長
- 適度な利回り
VYMは長期投資をする上で非常にバランスが良いETFといえます。
よかったら動画でも解説しているので参考にして下さい。