米国株

【2021年版】インベスコQQQの中身~構成銘柄は意外と堅実!?

この記事で解決できるお悩み

QQQの構成銘柄を知りたい

QQQは本当に良い投資対象なのか知りたい

QQQの構成銘柄の問題点を知りたい

TK
TK
こんな悩みを解決できる記事を書きました。

米国株YouTuberとして7000人のチャンネル登録者がいます。
米国株ETFについて様々な角度から情報発信をしています

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2020年に米国株ETFの情報を毎日配信することでチャンネル登録者7000人を達成しています。投資歴は14年で米国株ETFの長期投資をメインでやっています。

もしあなたがインベスコQQQというETFに関心があるのなら、ぜひ、このページを読んで下さい。QQQの構成銘柄を細かく見ていくことで、QQQの特徴を掴むことができるでしょう。

結果として、長期投資における銘柄選択において自信を持ってQQQに投資するかどうかを判断できるようになるでしょう。

QQQの特徴

まずはひと目でQQQのことがわかるように、重要な数値を表にまとめます。

ファンド名 インベスコQQQ Trust, Series 1
ティッカー QQQ
分配金利回り 0.48%
構成銘柄数 102
経費率 0.2%
PBR 15.23
PER 46.20
純資産総額 $174.51B
上場日 1999年3月10日
カテゴリー ラージ・グロース

一言でいうと、過去10年間で圧倒的なパフォーマンスを上げた大人気米国株ETFです。

GAFAMの構成比率が高く、テック銘柄が多い印象です。

ナスダック100に連動することを目標に運用されています。

インベスコとは

インベスコは米国のアトランタを本拠地とする独立系運用会社です。

インベスコはなんとあのS&P500の構成銘柄にもなっているような企業です。

世界25カ国以上で資産運用サービスを展開しており、運用資産は1兆5250億米ドルとなっています。

インベスコは「素晴らしい投資体験を通じて、人々の人生をより豊かなものにする」ことを目標に会社運営を行っています。

だからこそQQQのような素晴らしいETFを生み出しているんですね。

QQQの長期チャート

QQQとS&P500の比較チャートをご紹介します。

QQQとS&P500の比較チャートQQQとS&P500の比較チャート

1999年のQQQ発売時点から比較をしていますが、S&P500よりもQQQの方が2.58倍ほど高いパフォーマンスを示しています。

特に2020年のコロナショック以降は凄まじい角度で上昇していっています。

穿った見方をすると、とんでもないリスキーなテクノロジー系の銘柄が入っているんじゃないかと思ってしまいますが、中身はどうなっているのでしょうか?

その点について気になったので、今回一つ一つの構成銘柄を調べてみました。

他のETFとの比較

今回はVGT・VHT・VOOと比較を行っています。

ちなみにVGTは情報技術系セクターのETF、VHTはヘルスケアセクターのETFです。

QQQ・VHT・VGT・VOOの比較チャートQQQ・VHT・VGT・VOOの比較チャート

VGTも大変優秀なパフォーマンスですが、QQQには及びません。

ここ10年間のパフォーマンスで情報技術セクターを超えるパフォーマンスを発揮するというのは、いったいどんな手を使っているのでしょうか?

ますます気になってきますね!

QQQの構成銘柄

今回はインベスコのwebサイトよりQQQの全構成銘柄のリストをダウンロードし、それらの銘柄を一つ一つチェックしていきました。

個人的興味でPER順に並べて「赤字企業」「高PER企業」「低~中PER企業」に分類しています。

銀行Infoというwebサイトでは2021年9月のナスダックのPERが120を超えたという情報が掲載されていたので、どれほどやばい状況なのかとワクワクしながらチェックしていったのですが、中身はかなり健全でした。

それでは早速見ていきましょう。

赤字を出している銘柄

最初に紹介していくのは赤字を計上してしまっている企業です。

企業名 構成比率 PER

Crowdstrike Holdings Inc

0.378

N/A
Marvell Technology Inc 0.376 N/A
Workday Inc 0.36 N/A
DocuSign Inc 0.353 N/A
Okta Inc 0.254 N/A
Pinduoduo Inc ADR 0.25 N/A
Splunk Inc 0.188 N/A
Peloton Interactive Inc 0.161 N/A

米国株を触っている方は良く目にする銘柄があるのではないでしょうか。

クラウドストライク、オクタ、ドキュサインなどは先端テクノロジー銘柄としてよく取り上げられていたと思います。

Pinduoduoというのは中国のECプラットフォームです。

Marvell Technologyというのは映画のマーベルではなく、半導体メーカーですね。

100銘柄中8銘柄しか赤字銘柄がなく、その構成割合は2.32%というのは驚異的ではないでしょうか。

高PERの銘柄

続いて高PER銘柄をご紹介していきます。

迷いましたがPER50以上を高PER銘柄としてご紹介していきます。

企業名 構成比率 PER

Tesla Inc

4.773

444.4

Booking Holdings Inc 0.724 251.76
Marriott International Inc/MD 0.362 149.49
Sirius XM Holdings Inc 0.169 102.03
Dexcom Inc 0.366 99.91
Microchip Technology Inc 0.277 84.53
Zoom Video Communications Inc 0.446 81.55
Match Group Inc 0.308 81.25
NVIDIA Corp 3.799 78.3
Illumina Inc 0.446 77.46

テスラやズーム、エヌビディアなど超有名どころが入ってきています。

スラなどはその将来性から買われての高PERなのでしょう。テスラの事業を考えるとそれだけ買われても納得してしまうような印象すら持ってしまいます。

一方ズームなどは次の一手が見つからずアフターコロナでの立ち位置に迷っているようにも見えます。PERが過大評価でないことを証明してほしいところですね。

ブッキングドットコムを運営しているブッキングホールディングスやあの有名なホテルチェーンのマリオット・インターナショナルがコロナ渦で業績を落とし高PERになっているのは仕方ないところでしょう。

企業名 構成比率 PER

IDEXX Laboratories Inc

0.376

74.3

Intuitive Surgical Inc 0.822 73.31
Intuit Inc 1.049 72.89
ANSYS Inc 0.218 68.85
Align Technology Inc 0.324 66.79
PayPal Holdings Inc 2.191 65.47
Netflix Inc 1.933 65.1
Fiserv Inc 0.505 64.24
Lululemon Athletica Inc 0.35 64.01
Synopsys Inc 0.325 63.64

ペイパルやネットフリックスなどがランクインしています。

PERを調べている中で思ったのですが、企業名がおしゃれな場合だいたいPERが高いという法則があるように思いました。

ヘルスケア系の企業もいくつか入っていますね。

Lululemon Athletica Incというのはヨガウェアの小売メーカーです。ヨガウェアを売ってナスダックに入るとは恐るべしです。

企業名 構成比率 PER

Cadence Design Systems Inc

0.3

63.6

Amazon.com Inc 7.885 59.4
ASML Holding NV 0.447 58.52
Electronic Arts Inc 0.267 57.86
Xilinx Inc 0.287 54.48
Seagen Inc 0.218 53.89
NXP Semiconductors NV 0.35 51.97
Verisk Analytics Inc 0.236 50.62
Adobe Inc 2.02 50.44

アマゾン、アドビが入っています。

Cadence Design Systems Incは半導体開発用ソフトウェア企業です。

こうやって見ていくと半導体関連のメーカーが多いように感じますね。

Seagen Incはモノクローナル抗体ベースのち療法の開発と商品化を目指すバイオテクノロジー企業です。こういった企業も赤字を出さずに経営しているのですからQQQの強さにも納得がいきます。

ちなみにASML Holding NVも半導体メーカーです。NVとお尻につくのはオランダの企業ですね。

調子のいい銘柄

非常にざっくりですが、PER50未満の企業を調子の良い銘柄としてご紹介していきます。

むしろQQQの中では低評価に甘んじている銘柄と言っても良いかもしれませんね。

少し量が多いので、興味があるところだけでも見て頂ければと思います。

企業名 構成比率 PER

Exelon Corp

0.339

49.85

Autodesk Inc 0.445 49.18
Starbucks Corp 0.913 46.39
Incyte Corp 0.101 43.1
Costco Wholesale Corp 1.39 40.14
Advanced Micro Devices Inc 0.945 39.37
Cintas Corp 0.298 39.27
VeriSign Inc 0.167 38.91
Moderna Inc 0.91 38.63
Microsoft Corp 10.441 37.79

有名所でいうとマイクロソフト、ワクチンのモデルナ、コストコ、スターバックスなどが入っています。

卸売のコストコがここまで買われているというのもさすがナスダックというべきでしょうか。テクノロジーとかは関係ないんですね。

Cintas Corpはユニフォームやモップ、トイレ用品などを販売する企業です。この企業がPER39.27というのは少し疑問ですね。買われ過ぎな気がするので、今度詳しく調べてみたいと思います。

Advanced Micro Devices Incも半導体メーカーです。

QQQは半導体の動向に応じて動きそうな気もしますね。

またテクノロジー系の企業が固まっているのかと思いきや、スタバや小売業もバランス良く?構成されているのは分散性の観点でもGoodです。

企業名 構成比率 PER

T-Mobile US Inc

1.02

37.65

Broadcom Inc 1.435 37.3
Copart Inc 0.238 37.18
Analog Devices Inc 0.643 37.16
Fastenal Co 0.223 36.19
Charter Communications Inc 0.893 36.15
Trip.com Group Ltd ADR 0.12 35.72
Paychex Inc 0.298 35.19
NetEase Inc ADR 0.2 35.15
Automatic Data Processing Inc 0.626 34.91

Tモバイルやブロードコムが有名ドコロでしょうか。

NetEase Inc は中国のオンラインサービス企業です。

中国系の企業は締め付けもあることから、利益を上げていても売り込まれているため、PERは低めになっているのでしょう。

Trip.com Group Ltd も中国の企業ですが、旅行予約サイトということで中国✕旅行のダブルパンチという感じです。

米国と中国は経済的にも相反するイメージがあるので、しっかり中国ADRが含まれているのは良い印象です。

企業名 構成比率 PER

Cerner Corp

0.147

31.26

Honeywell International Inc 1.059 31.07
Alphabet Inc 4.143 30.74
Alphabet Inc 3.888 30.67
Keurig Dr Pepper Inc 0.348 30.44
Monster Beverage Corp 0.315 29.53
Ross Stores Inc 0.27 28.89
Apple Inc 10.935 28.36
CDW Corp/DE 0.17 27.2
PepsiCo Inc 1.525 27.05

グーグルの親会社であるアルファベット、モンスターエナジーのモンスタービバレッジ、アップル、ペプシコが入っています。

てかアップルとアルファベットのPERはかなり低いですね!

しっかり利益を上げているテクノロジー企業は強いですね。まだまだ値は上がっていくのでしょうか。

ペプシコやモンスターエナジーが含まれているのは意外でしたが、バランスを取るという意味では好印象です。QQQのファンになりそうなおしゃれな構成銘柄です。

Honeywell International Incは電子制御システムや自動化機器を販売する巨大企業です。

ん?とおもって検索したのですが、Keurig Dr Pepper Incはあのドクターペッパーのグループ会社でした。QQQはどんだけ炭酸飲料が好きなのでしょうか?

企業名 構成比率 PER

Texas Instruments Inc

1.248

26.85

Cognizant Technology Solutions Corp 0.288 25.07
KLA Corp 0.349 24.37
Facebook Inc 3.536 24.12
Vertex Pharmaceuticals Inc 0.328 23.96
JD.com Inc ADR 0.447 23.31
CSX Corp 0.535 23.1
O’Reilly Automotive Inc 0.301 22.68
Applied Materials Inc 0.826 22.67
Activision Blizzard Inc 0.413 22.66

フェイスブックがここにランクインしています。GAFAMはかなりPERが低い場合が多いようですね。

これだけ株高と言われるのにこのPERというのは恐れ入ります。

Texas Instruments Incは半導体メーカーです。

Applied Materials Incも半導体メーカー。

KLA Corpも半導体メーカー。

もう半導体ETFに改名したほうが良いんじゃないかってほど半導体メーカーが入っていますね。そりゃこの環境下で伸びるはずです。

企業名 構成比率 PER

Xcel Energy Inc

0.247

22.49

Biogen Inc 0.291 22.18
Cisco Systems Inc/Delaware 1.618 22.1
Kraft Heinz Co/The 0.314 21.01
Amgen Inc 0.82 20.89
Lam Research Corp 0.557 20.88
Comcast Corp 1.72 20.15
Check Point Software Technologies Ltd 0.112 19.82
Mondelez International Inc 0.584 19.72
Skyworks Solutions Inc 0.184 18.92

バイオジェン、コムキャスト、アムジェン、シスコシステムズ、などここらへんのPERになると有名所の企業が名を連ねています。

笑ったのはケチャップのKraft Heinz Co/Theなども入っているところでしょうか。

Xcel Energy Incは電力会社。

Skyworks Solutions Incはクラウドかと思いきや半導体メーカー。

Mondelez International Incは世界3位の食品会社です。

やはりグロース✕大型という組み合わせが良いのでしょうか。バランスの良いセクター配分ですがこれだけのパフォーマンスを発揮しているのが少し不思議な気がします。

企業名 構成比率 PER

American Electric Power Co Inc

0.29

17.65

PACCAR Inc 0.21 17.24
Walgreens Boots Alliance Inc 0.294 16.53
Gilead Sciences Inc 0.589 16.41
QUALCOMM Inc 1.021 16.09
Dollar Tree Inc 0.155 15.63
Micron Technology Inc 0.53 12.97
Intel Corp 1.536 12.09
Fox Corp 0.094 11.53
Fox Corp 0.068 10.8
Regeneron Pharmaceuticals Inc 0.404 9.91
Baidu Inc ADR 0.287 8.34
eBay Inc 0.338 4.04

ようやく最後まで来ました。なんとイーベイが再開のPER4.04ですね。一体どういうことなのでしょうか?稼ぎすぎているのか、何かあって株価が急落しているのか。後でこれも調べてみたいと思います。

ギリアドやクアルコム、インテル、フォックスが入っています。

現在アップルもMac Bookには自社のチップを採用しているのでインテルも厳しい状況に陥っているのかもしれません。バイドゥも環境が悪すぎるでしょう。

Yahoo financeでeBayを調べて見ましたが順調に株価は右肩上がりですね。

これはまだまだ上昇余地がありそうに見えます。

まとめ

今回はQQQの構成銘柄をPER順に見ていきましたが楽しんで頂けたでしょうか?

私自身はかなり楽しんで銘柄チェックできました。

やはりETFは単体でなく、構成銘柄を細かくチェックすることでしかわからないこともありますね。

 

今まではQQQはテクノロジーセクター偏重でリスクの高いETFだと考えていましたが、意外と老舗企業、安定企業も含んでいて悪くないことがわかりました。

これだけ株高が叫ばれる昨今ですが、まだまだ上昇余地はあるのかもしれません。

 

ナスダック100指数はナスダックに上場している金融セクター以外の銘柄で、流動性の高い時価総額上位100社とされています。

ですのでテクノロジー企業を優遇しているわけではありません。

もともとはベンチャーや中堅向けの市場でしたが、そこから成長企業が出ることでこのようなメガ企業で構成されるようになったようです。

キャピタルゲインを得るのであれば成長力のある企業群を選びたいところですのでQQQというのはそこにピッタリハマるETFなのかもしれませんね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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