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VWOを買うべきか?新興市場をポートフォリオ加えるべき3つの理由

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TK
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この記事を読むことで、新興国への投資メリットとVWOの特徴を理解することができます。 

米国株YouTuberとして「TK’sマネースクール」というチャンネルを運営しており、約7000人の登録者がいます。
TwitterPostprimeでも情報発信しています。

もしあなたがVWOに興味を持っているのであれば(米国市場に過熱感を感じていても)、ぜひ、このページを読んで下さい。新興国市場の隠されたポテンシャルと、VWOへ投資することのメリットを理解することができるはずです。

結果として、あなたは高PERな米国株一極集中を避けて、適切な分散性をもったポートフォリオを構築できるようになるでしょう。

VWOの特徴

まず最初に正直に説明しますと、VWOは直近の10年間で先進国市場、特に米国のパフォーマンスを大きく下回っています。

今は誰もが米国の将来的な成功、さらなる株高を信じている状況で、新興国にベットしている投資家は圧倒的に少ないのが現状です。

VOOとVEA、VWOの比較チャートVOOとVEA、VWOの比較チャート

しかし今後ずっと米国が強いなんてありえませんし、逆に新興国がずっと弱いままというのもありえません。

なぜなら景気は常に波のように循環するものであり、長期で見るとPERは平均PERに収束していくからです。

VWOのデータを以下にまとめます。

ティッカーVWO
経費率0.1%
純資産総額$79,102million
設定日2005年3月4日
構成銘柄数5229
利回り2.78%
PER3.3
Beta0.96
1年間のトータルリターン40.22%
10年間のトータルリターン3.89%

注目していただきたいのは10年間のトータルリターンが僅か3.89%と低い点と、PERの3.3と圧倒的に割安であるところです。

新興国への投資はかなり不人気な状況ですが、数字で見るとその不人気ぶりは凄まじいですね。

多くの投資家は新興国を無視している

ほとんどの投資家は新興国市場を無視するか、嫌ってしまっています。根拠は以下のグラフで、コロナショック後に新興国から資金が急速に抜けていっているのがわかります。

ステート・ストリートより引用ステート・ストリートより引用

新興国市場からの資金流出は、過去のリーマン・ショック等の不況時にはあまり見られていなかった状況であり、コロナショック後の新興国市場は厳しい状況にあると言えます。

以下のグラフから分かるように、インドを除く新興国は軒並み低PERに沈んでいます。

世界主要株式市場のPER世界主要株式市場のPER

最初にお伝えしたとおり、高いPERはいずれもとのPERに戻りますが(株価が下がるか、利益が増える)、低いPERもいずれもとに戻ります(株価が上がるか利益が低下する)。

また、世界のGDP成長率に目を移すと、米国よりも新興国なのが良好であることがわかります。

ステート・ストリートより引用 世界のGDP成長率ステート・ストリートより引用 世界のGDP成長率

実質的な米国経済の成長は頭打ちになりつつあるが、上がるから買われる、買われるから上がるというように、バブルの様相を呈しているのが今の米国株ではないでしょうか。

以下のグラフは先進国と新興国、そして米国のGDPの推移です。

ご覧の通り、米国は15.86ですが新興国は57.79で上昇傾向にあります。株価とは全く逆の状態ですね。

おかしなことに時価総額加重平均を採用している全世界株式ETFのVTは米国の比率が61.3%なのに対し、新興国は10.50%しかありません。

VTの構成国比率VTの構成国比率

これでは分散も何もあったものではありませんね。VTで世界中に分散したつもりでいたら痛い目をみるかもしれません。

異様な過小評価

JPモルガンによると、ほとんどの投資家は新興国市場の資産を約7%しか持っていないとのことで、明らかに新興国が過小評価されていることを意味します。

今後、何かのきっかけで新興国市場の価値が見直されることがあれば、より多くの投資家が新興国市場への投資を増やし、それにより株価は上昇していくかもしれません。

多くの投資家が新興国市場を無視しているとするデータは他にもあります。以下の表はVOO、VEA、VWOのPERとPBR、純資産額を示しています。

PERPBR純資産額
VWO16.71.9482.18B
VEA20.041.81106.82B
VOO28.614.73255.84B

VWOがVOOよりも圧倒的に割安なのは、現在のVWOの人気の無さを考えると当然かも知れません。

今後の人口ボーナス

新興国市場は今後も継続的な人口増加が期待できるため、力強い経済成長を期待することが出来ます。

さらに新興国は人口増加だけではなく、働き手世代、つまり労働人口が多いという特徴があります。マッキンゼーによると2025年までに世界の消費の約半分が新興市場で生じると予測されています。

今まで以上に新興国の存在感が高まってくるのは間違いが無いでしょう。

もちろん新興国市場がもたらす利益を手にする方法はVWOなどを始めとしたETFを購入することです。

VWOであれば経費率0.1%という格安で、世界中へ分散したおよそ5000の銘柄へ投資することが可能です。

VWOへ投資できる証券会社

VWOは残念ながら楽天証券やSBI証券の買付け手数料無料のETFには選ばれていませんが、もしあなたがVWOを売買するのであれば楽天証券かSBI証券をオススメします。

ユーザー数、手数料の安さ、ユーザーインターフェースの使いやすさが楽天証券とSBI証券は優秀です。

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楽天証券代表的なETFの買付手数料を無料にしています。

買付手数料が無料なETFは以下の通りです。

  • VT (バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
  • VOO(バンガード・S&P500 ETF)
  • VTI (バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
  • SPY (SPDR S&P500 ETF)
  • RWR (SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF)
  • GLDM (SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト)
  • GDAT (GS MotifデータイノベーションETF)
  • GDNA (GS MotifヘルスケアイノベーションETF)
  • GFIN (GS Motif金融イノベーションETF)

毎月買付をする個人投資家などには嬉しいサービスですね。

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SBI証券(安心の最大手証券)

SBI証券も代表的なETFの買付手数料が無料です。

以下に具体的な銘柄名を箇条書きにします。

  • VT (バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)
  • VOO(バンガード・S&P500 ETF)
  • VTI (バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
  • IVV (iシェアーズ S&P500 ETF)
  • SPY (SPDR S&P500 ETFトラスト)
  • EPI (ウィスダムツリーインド株収益ファンド)
  • DHS (ウィスダムツリー米国株高配当ファンド)
  • DLN (ウィスダムツリー米国大型株配当ファンド)
  • DGRW (ウィスダムツリー米国株クオリティ配当成長)

楽天証券とは買付手数料無料のETFの種類が少し違います。

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VWOの構成銘柄

VWOの構成銘柄上位10社について紹介していきます。

Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd台湾6.3%
テンセント中国4.5%
アリババ中国3.3%
Meituan中国1.6%
Reliance Industries Ltd.インド1.4%
Infosys Ltd.インド1.0%
中国建設銀行中国0.8%
Housing Development Finance Corp. Ltd.インド0.8%
Vale SAブラジル0.7%
Wuxi Biologics Cayman Inc中国0.7%

構成上位10銘柄の比率は21.1%です。

時価総額加重平均であるため、アフリカなどの企業は上位には来ていないようですね。上位に来ているのは中国やインド、台湾、ブラジルなので、それらの国々の動向について理解しておく必要がありそうです。

構成銘柄の中には世界的なテクノロジーカンパニーや半導体大手メーカーなどが入っています。

VWOのセクター比率

VWOのセクター比率は以下のとおりです。

テクノロジー23.9%
金融19.4%
生活必需品13.8%
素材7.8%
資本財7.5%
エネルギー7.0%
生活必需品5.8%
ヘルスケア4.9%
情報コミュニケーション3.8%
不動産3.2%
公益事業2.9%

テクノロジーセクターの比率が最も高く、今後の成長次第では株価の上昇も見込めるのではないでしょうか。特に中国はこれだけ世界に影響力のある企業を有しながら低PERに沈んでいるので、低いところは買っていくべきでしょう。

VWOの国別構成割合

VWOの国別構成割合は以下の通りです。

中国36.5%
台湾17.9%
インド15.4%
ブラジル5.4%
南アフリカ3.8%
サウジアラビア3.6%
ロシア3.4%
タイ2.5%
メキシコ2.2%
マレーシア1.9%

中国の株式は買う気になれば売買することが出来ますが、インドを始めとした他の新興国は株式市場の情報が少なくなかなかアクセスしにくいのが現状です。

そういった観点ではVWOは幅広い新興国へ手軽に投資できる素晴らしい投資といえますね。

VWOのチャート

VWOは2005年に設定されたETFなので、2005年からの株価チャートを確認していきます。

2005年~2021年VWOのチャート2005年~2021年VWOのチャート

驚いたことに、2007年につけた最高値をまだ更新することができていません。この14年間の間、新興国は大きな成長を遂げているにも関わらずです。

利回りも勘案するとプラスにはなるでしょうが、これでは投資家から見向きもされなくなるのは当然かも知れませんね。

逆にS&P500の長期チャートを見てみると美しさを覚えるほど右肩上がりになっています。

S&P500の長期チャートS&P500の長期チャート

資金が米国に集まるのもわかる気がしますね。

しかしよくよく見てみると、1998年から2012年くらいまでの14年は米国市場も停滞しています。

ハンセン指数とS&P500を比較してみると、1998年から2012年の間では、現在の中国株と米国株の関係が逆転していることがわかります。

ハンセン指数とS&P500の比較ハンセン指数とS&P500の比較

圧倒的に新興国のほうがリターンが高く、米国に投資することはナンセンスだと思われていたに違いありません。

そのように考えると、新興国の株価が長期にわたって停滞しているからといって過度に心配しすぎる必要はなく、長い目で見ていくべきなのがわかると思います。

まとめ

今回はVWOを買うべき3つの理由を説明してきました。

  1. 新興国市場は投資家に見捨てられており、大きな上昇余地がある
  2. 新興国市場は高いポテンシャルの割に、過小評価されている
  3. 新興国市場は今後も人口増加が見込まれ、人口ボーナスが期待できる

投資は誰も見向きもしないところにこそチャンスがあるものです。

ここ10年間新興国からは資金が流出し続けました。そして今もなお新興国市場は投資家から過小評価され続けています。

しかし新興国市場は強力な人口の増加とGDPの上昇、高い消費意欲により、将来的な高成長が見込まれています。

VWOを活用すことで、あなたは非常に少ないコストで新興国市場へまんべんなく分散投資することが出来ます。

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