米国株ETF

知らなきゃ損する米国株ETF増配ランキング~27年で670%増配する美味しいETF

知らなきゃ損する米国株ETF増配ランキング~27年で670%増配する美味しいETF
こんな人へおすすめの記事

ETFごとの増配傾向を手軽に知りたい

確実に増配するETFに長期投資して不労所得を増やしていきたい

FIREを目指しているので増配率が良好なETFを知りたい

TK
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この記事を読むことで過去の歴史からしっかり増配してきた優秀なETFを知ることができます。 

米国株YouTuberとして「TK’sマネースクール」というチャンネルを運営しており、約7000人の登録者がいます。
TwitterPostprimeでも情報発信しています。

もしあなたが将来大きな配当収入を得たいと考えているのであれば、配当利回りだけなく増配率にも意識を回すべきです。このページを読めば、27年で670%の増配しているような素晴らしいETFの情報を知ることができます。

結果として、優秀な増配株に投資することにより、安定した配当収入を手にすることができるようになるでしょう。

増配するETFのインパクト

増配というのは素晴らしい響きです。持っているだけであなたのETFの潜在価値はぐんぐん上昇していきます。

最初は利回り2%だったとしても、300%の増配となれば単純計算で6%の高利回りとなります。(最初に一括購入した場合)

あなたは目先の利回りだけに惑わされて投資すべきではありません。利回りが高いということは成長があまり見込めないおじいちゃん企業ということであり、増配はあまり見込めません。

増配をするということは「成長性」があり、「キャピタルゲイン」も「インカムゲイン」も期待できる、「財務体質も盤石」な企業ということです。

そんな企業が集まった素晴らしい増配ETFを紹介していきます。

配当収益の影響力

あなたの認識が最も新しい2010年代は配当収益の影響が17%ととても低かったため、あなたの配当金への評価はかなり低いかもしれません。

しかし他の年代を見てみると、1930年から2017年を切り取ると、配当収益の影響は42%となっています。

1970年代はもっと大きく、73%が配当収益により利益を得ていました。

我々はもっとグロース株やQQQなどをポートフォリオに組み込もうと考えがちですが、もっと高配当株や増配株を組み込むべきなのがわかると思います。

27年で670%増配したETFの存在

あなたは27年で670%も増配したETFを知っていますか?

それはSPYというS&P500に連動したステート・ストリートが提供するETFです。

SPYの配当支払い履歴(1993年~2021年) 筆者作成SPYの配当支払い履歴(1993年~2021年) 筆者作成

SPYはVOOと同じ特性をもつETFですが、歴史が古く1993年から運用されています。1993年から着実に配当金が増配されてきているのがわかりますね。

SPYの増配率(1993年~2021年) 筆者作成SPYの増配率(1993年~2021年) 筆者作成

1993年の配当金からどれだけ増配されているかをグラフで示しています。ご覧の通り、1993年の配当額と比較すると2021年の配当額は600%を超えて増配されているのがわかります。

もちろんこれは1993年に一括で購入した分が増配されるということなので、積立投資した場合はその効果は600%よりも下がります。

しかしSPYは1993年から2021年までの間に株価がおよそ10倍になっているので、配当は6倍、株価は10倍とすさまじいパフォーマンスを示していることに変わりはありません。

SPYの株価チャート(1993年から2021年)SPYの株価チャート(1993年から2021年)

あなたは27年で給料が670%増えるか?

年収推移のグラフ 年収ラボより引用年収推移のグラフ 年収ラボより引用

残念ながら日本人の平均年収は2007年から見ると下降の一途をたどっています。

SPYとは正反対の状況です。

仮に初任給が20万円だとしたら、SPYは47歳時点で月収が134万円を超える計算です。税金を考えない場合、年収は1608万円となり役員クラスの超エリートになりますね。

もう一度聞きますが、あなたの年収は27年後に670%上昇するでしょうか?

もし自信がない場合は増配ETFのちからを借りたほうが良いかもしれません。

コカコーラは268倍に増配されている

コカ・コーラの配当金支払い履歴 筆者が作成コカ・コーラの配当金支払い履歴 筆者が作成

コカ・コーラは1962年から投資家に対し配当金を支払い続けています。

あの有名なバフェットが投資する銘柄の一つでもありますね。

配当貴族の中の一つでもある、増配銘柄としても有名です。

秘密の配当貴族65のリスト~2021年の高配当米国株を一覧で紹介配当貴族とは25年以上連続で増配を続けている米国株のことを指します。そんな配当貴族の構成銘柄と具体的なパフォーマンスについて紹介していきます。...

そのコカコーラの増配率は以下のとおりです。

コカコーラの増配率の傾向 筆者作成コカコーラの増配率の傾向 筆者作成

コカコーラは1962年から2021年の間に26871%、つまり268倍に配当金が増額されてきたと言うことです。

米国企業は配当金の支払いに対して非常に責任感をもっていることで有名です。そのため増配が50年連続という企業も珍しくありません。

しかし変化が激しい時代において、イチ企業の増配を予想するのは非常に困難です。だからこそ増配傾向に優れたETFに投資する必要があるんですね。

増配ETFのランク付け方法

今回の増配ETFのランク付けは個人的な主観も入ってはいますが、選ぶ際に基準は設けています。

増配のメリットを享受するためには長期間の投資が必要になってくるため、経費率や分散性も重視しています。

また短期と長期の増配傾向も調べています。短期とは1年間、長期とはETFが設定されてから現在までの傾向です。

経費率

経費率は長期投資をする上で非常に重要になってきます。

複利の力は素晴らしい力ですが、経費率にもかかってくるため、長期に慣ればなるほどその悪影響は大きくなってしまいます。

そのため経費率ができる限り小さいETFを選択することが重要になります。

増配ETFを選ぶ際も同様に重要なので、その数値は検討材料に入れています。

分散投資

長期投資をする上では分散傾向も非常に重要です。

なぜなら、あまり分散されていないETFの場合、一つのセクターや銘柄にアクシデントが合った場合、投資家は大きなダメージを受けてしまう可能性があるからです。

そのためある程度分散されたETFで有ることが、素晴らしい増配ETFであると考えました。

分散投資について名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」ではこう書かれている。

外国嫌いの内気なアメリカ人投資家にとっての黄金ナンバーは、いろいろな業種から選ん だアメリカ株五〇以上の銘柄に等金額投資することである

バートン・マルキール. ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理 (日本経済新聞出版) (Kindle の位置No.3497-3498). 日本経済新聞出版社. Kindle 版.

そのため、今回は幅広いセクターに分かれた50銘柄以上へ投資することができるETFを選択するようにしています。

長期の増配状況

設定来、継続して増配をしているETFはそれだけで信頼性が高いと判断することができるはずです。

そのため設定来の増配傾向や増配率はランキングに色濃く反映させることにしました。

特にS&P500に連動したETFは何種類か存在しますが、経費率が高いSPYをランキングに加えたのは、それだけ長期データが存在するETFだからです。

トータルリターン

もちろんトータルリターンも重視して考えています。

もちろん配当金だけが利益の全てではありませんので、配当金の増配だけが素晴らしく、キャピタルゲインはいまいち(そんなETFはあまりないと思いますが)というETFは選択しないことにしました。

大切なのはキャピタルゲインとインカムゲインのバランスです。

キャピタルゲインで稼げる時代があれば、インカムゲインで稼ぐべき時代もあるのは最初に紹介した図の通りです。

トータルリターンに優れており、かつ増配傾向も優秀なETFを紹介します。

2021年増配ETFランキング

それでは2021年版、増配傾向が優れたETFのランキングを紹介していきます。

1位:バンガード・米国増配株式ETF(VIG)

第一位はバンガード・米国増配株式ETF(VIG)です。その名の通り、増配傾向に優れた銘柄が集まったETFです。

基本データに関してはこちらの記事を参考にして下さい。

10年で118%の増配率~連続増配ETF「VIG」が面白い3つの理由|QQQとの比較VIGの特徴について知りたいですか?米国株ETFの中でも増配傾向が高く評価されているVIGについてメリット・デメリットを紹介します。米国株ETF投資家、これから米国株ETFを始める方にオススメの記事です。...

VIGは2006年に運用が始まったETFで、10年以上増配している実績をもつ米国株で構成されています。

VIGの増配率の傾向 筆者作成VIGの増配率の傾向 筆者作成

ご覧の通り、15年で700%の増配を達成しています。

現在の分配利回りは1.54%と控えめですが、もし700%増配されれば、その利回りは10%を超えてきます。

VIGとS&P500の比較チャートVIGとS&P500の比較チャート

VIGはS&P500にある程度アンダーパフォームしていますが、それほど大きな差にはなっていません。つまりVIGであれば素晴らしい増配の利益を獲得しつつ、十分なキャピタルゲインも手にすることができるのです。

VIGは構成銘柄数も268銘柄であり、セクター分散も全く問題ありません。

2位:SPDR S&P 500 ETF (SPY)

第二位はS&P500に連動するETFであるSPYです。最初に紹介したとおり、27年で670%の増配を記録したETFであるため、もはや説明は不要かもしれません。

キャピタルゲインの観点でもS&P500に連動するため、その点はVIGよりも期待ができます。

年齢が若く、インカムよりキャピタルを重視したいのであればSPYもしくはVOOという選択が望ましいかもしれません。

VOOの詳細な紹介は以下の記事を参考にして下さい。

驚愕の平均リターン「9.9%」米国株ETF・VOOの情報まとめ米国株ETF投資の王道であるVOOについて、あらゆる角度で情報をまとめています。数ある米国株ETFの中でなぜあなたがVOOを選ぶべきなのか徹底解説していきます。...

3位:バンガード・トータル・ストック・マーケットETF   (VTI)

VITは全米の株式をまるっと保有できるETFであり、VOOとかなり似た特性を持っています。

VTYIの増配率の傾向 筆者作成VTIの増配率の傾向 筆者作成

ご覧の通り、VTIの増配率は20年で5倍程度です。おそらくSPYと同程度の増配率ですが、歴史が浅い分ランキングが低くなりました。

もちろんキャピタルゲインもSPYと同程度期待することができるので、攻めにも守りにも強い素晴らしいETFと言えます。

詳しい情報は以下の記事を参考にして下さい。

【2021年版】VTIの特徴まとめ|グロース&増配の超優秀ETFの強みと弱み2020年6月のVTI配当金について徹底解説します。VTIホルダーや米国株ETFの長期投資を検討している投資家にとって役に立つ情報です。...

4位:バンガード・米国高配当株式ETF  (VYM)

VYMの増配率の傾向 筆者作成VYMの増配率の傾向 筆者作成

VYMは15年間で430%ほどの増配を達成しています。

大きいときには278%の増配を達成しているため、増配率の観点ではSPYを上回るかもしれません。

しかしキャピタルゲインの観点では、VIGやSPYをアンダーパフォームするため、4位としました。

VYMとVIG、VOOの比較チャートVYMとVIG、VOOの比較チャート

紫色のチャートがVYMですが、2006年から比較すると、VIGに対し100%ほどアンダーパフォームしています。

VYMの詳細は以下の記事を参考にして下さい。

【VYM】10年増配率80.9%の米国高配当ETF|分配金・構成銘柄・ETF比較を徹底解説高配当で人気のVYMの特徴について知りたいですか?バンガードが提供している米国高配当ETFであるVYMの特徴、構成銘柄、分配状況を徹底解説します。知りたい場合はクリックして確認して下さい。...

まとめ

今回は増配傾向が素晴らしい米国株ETFのランキングを紹介しました。

まとめるとランキングは以下の通りです。

  1. バンガード・米国増配株式ETF(VIG)
  2. SPDR S&P 500 ETF (SPY)
  3. バンガード・トータル・ストック・マーケットETF   (VTI)
  4. バンガード・米国高配当株式ETF  (VYM)

グロース株全盛の時代だからこそ、増配傾向もしっかりしたETFを選択することにより、将来に備えることは重要になってくるでしょう。

いつまでもグロース株が成長し続けるはずはありませんからね。

VIGであれば長期で保有すれば、利回りが実質10%になる可能性も夢ではありません。

是非、あなたも増配ETFへの投資を検討してみて下さい。

長期投資に関する情報は以下を参考にして下さい。

バンガードの投資哲学~経済的成功への4原則バンガードの英語版サイトにしかない「投資の原則」を翻訳しわかりやすくまとめています。すでにバンガードは日本から撤退していて日本語版を読む事は出来ないので、この記事を参考にして下さい。...

その他のETFについては以下の記事を参考にしてみると良いと思います。

【2021年版】米国株ETFはこれを買え!!自由を得るための神ETF11選2021年に買うべきオススメの米国株ETFをランキング形式で紹介。投資で自由を得たい、FIREを目指している、何を買えばいい変わらない場合はこの記事をチェック!!...
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