投資の基本

PER(株価収益率)を活用して長期投資を成功させる方法

投資家
投資家
PER(株価収益率)ってどうやって使えばいいの?15以上は割高で15以下は割安ってことでいいの?
TK
TK
それだけの認識では不十分です。PERを活用することで10年後の期待株価を予想することができます。具体的に説明していきましょう。
  • 本記事の内容

・PERとは

・PERでわかる10年後の想定リターン

・中国株の株価は10年後に5倍になる!?

  • 本記事の信頼性

・投資歴13年

・登録者6000人の米国株投資家YouTuber

・大手製薬企業に勤務

2019年12月より米国株投資家YouTuberとして活動しています。
米国株ETFへの長期投資でFIREを目指しています。

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PERは投資の基本的な数値の一つですが、使い方が不十分なケースが多いです。

具体的な使用方法を一緒に考えていきましょう。

PERを活用して10年後の期待リターンを割り出していきます。

頑張って紹介しますので、是非お付き合いください。

PERとは

PER=株価/一株あたりの利益

といった計算式で表現することができます。

平均的なPERは15程度であることから、PERが15以下であればその銘柄は割安であり、逆なら割高と判断されます。

PERが高くなるほど、その銘柄の株価が高いか一株あたりの利益が少ないと考えられます。

そのため高PERは割高と判断されます。

投資家
投資家
じゃあPERは15を基準にすればいいの?簡単だね!
TK
TK
しかしそうとは限りません。銘柄やセクター、国によってPERの基準が異なるのです

上図によると2020年5月時点の中国/H株のPERは5.64です。

一方で2007年から2020年の平均的なPERは9.7です。

PERは長期的な視点で見ると平均に回帰することがわかっています。

このことから中国/H株のPERは9.7を基準に割安と割高を判断することになります。

現時点で中国/H株のPERは5.64なのでかなりの割安水準にあることがわかりますね。

TK
TK
PERは平均に回帰することを考えると、今後の「中国/H株」は株価が上昇することによりPERが上昇することが想定されます。

PERは長期的な観点では平均のPERに回帰することがわかっている。

PERでわかる10年後の想定リターン

ウォール街のランダム・ウォーカーという長期投資の名著によると、10年後のトータルリターンはPERにより40%程度想定することが可能であるとされています。

投資家
投資家
PERを見るだけで長期的に株価がどっちに動くかわかるなんてすごいね!
TK
TK
PERが10.6倍以下の場合は10年間の平均総リターンは16.3%であると想定されます。

一方でPERが25倍以上の場合10年間の平均総リターンは4.1%です。インフレリスクなどを勘案すると、非常に厳しいことがわかります。

株価は短期間ではどっちに動くかわからない、つまりランダムウォークすると言われています。

大切な資産を「投資」するのであれば、できる限り確からしい方法で運用したいです。

そのためには個人投資家はPERなどの指標を判断基準にしながら10年以上の長期視点で投資を行うことが重要になります。

PER10.6倍以下の10年間の平均総リターンは16.3%

中国株の株価は10年後に5倍になる!?

先程の中国/H株の話に戻ります。

投資家
投資家
現状でPERがかなり割安なんだよね!?
TK
TK
そうですね。更にインフレ率やGDPの成長、配当利回りを計算すると面白いことがわかります。

PER=株価/一株あたりの利益

ですのでPERが5.64から9.7に回帰すると想定するのであれば、1.71倍になること考えられます。(一株あたりの利益は一定で計算)

また中国はGDPの継続的な成長が確認されています。

2005年くらいから徐々にGDPの成長率は低下傾向ではありますが、2023年の予想値は5.5%と高水準を維持しています。

GDPの成長は結果として株価の成長に繋がるので、10年間で平均5%の成長を想定します。

また中国H株の配当利回りを4%程度と仮定します。

そして中国のインフレ率はばらつきはありますが、おおよそ2%から2.5%の間で推移していることがわかります。

これらの数字をまとめます。

PER:1.71倍

GDP:5%

配当利回り:4%

インフレ率:2%

これらを計算すると

1.71✕1.11(年11%成長)^10年=4.85倍

になります。

中国H株のPERはかなりの割安水準にあることから、10年後には計算上では4.85の株価をつけることが想定できます。

あくまで想定ですので、確実な話ではありませんが他の国よりも期待できることは間違いありません。

こういった計算結果から、私は中国株への積み立て投資を開始しております。

今回は以上です。

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