- 本記事の内容
・ジム・ロジャーズの挙げた功績
・ジム・ロジャーズの失敗
・ジム・ロジャーズの現在の考え
- 本記事の信頼性
・投資歴13年
・登録者6000人の米国株投資家YouTuber
・大手製薬企業に勤務
2019年12月より米国株投資家YouTuberとして活動しています。
米国株ETFへの長期投資でFIREを目指しています。
世界有数の投資家の言っていることを信じるべきか否か。
難しい問題ですね。
ジム・ロジャーズについて詳しく知ることによって、その言葉の重みもわかってくるはずです。
今回はジム・ロジャーズのこれまでの業績と現在の考え方についてご紹介します。最近のコメントの真意についても理解できるはずです。
頑張って紹介しますので、是非お付き合いください。
ジム・ロジャーズの挙げた功績

ジム・ロジャーズが挙げた功績で最も有名なのはクォンタム・ファンドにおける10年間で3365%のリターンです。
当時のダウ平均の上昇率は20%であったのにも関わらずこのパフォーマンスは正に神がかり的ですね。
ちなみにこのクォンタム・ファンドはもうひとりの世界3大投資家であるジョージ・ソロスとジム・ロジャーズが共同で立ち上げたファンドです。
1980年には両者で考え方に違いが生じてしまったため、ジム・ロジャーズはクォンタム・ファンドを退社しています。(翌年にはクォンタム・ファンド設立依頼の大損害が生じている)
ジム・ロジャーズの失敗

ジム・ロジャーズの発言は常に注目されており、それは成功した発言だけでなく結果的に間違いであった発言も記録されてしまっています。
例えばジム・ロジャーズは親中派であり米国に対してはネガティブな考えを持っていることで有名です。
ジム・ロジャーズは2007年代から米国の破綻に伴う米ドルの暴落を予想していましたが、ご存知の通り米国の強さは2020年も健在であり米ドルも世界の基軸通貨として存在感を発揮しています。
2007年から2009年の中国のバブル相場に関してもジム・ロジャーズは様々な発言をすることにより世間を賑わせています。
ジム・ロジャーズが優秀すぎて相場がついてこれていないのか、それとも単に予想が外れてしまっているのかわかりませんが、当時の予想はあまり当たってはいなかったようです。
ジム・ロジャーズの現在の考え

ジム・ロジャーズは2007年にシンガポールへ移住しており、アジア圏、特に中国の今後の発展に強い確信を持った発言を繰り返しています。
その象徴的な行動として、ジム・ロジャーズは自身の娘に中国語を習わせており、今後の中国のさらなる発展を信じて疑わない姿勢が垣間見れます。
過去のジム・ロジャーズはファンドマネージャー、そしてアナリストとして短期的な視点で様々な売買を行っていました。
しかし現在の考え方の根本にあるのは、長期的な国家の隆盛を独自の視点で分析し、現在の株価が割安か割安でないかを判断しているように見えます。
世界的な指数であるナスダックのような米国の指数は割高であり、中国の指数はありえないくらい割安であり買うのであればそういった割安に放置された銘柄であるということです。
結果論ではありますがジム・ロジャーズは2019年くらいから金に目をつけて投資を推奨していました。
人々が政府に対して信頼を失った時に、金や銀といった対象に資金が移動するとの見方を語っています。
全てのジムロジャーズの見解を鵜呑みにすることはできませんが、その視点や考え方には学ぶ点が多くあることに疑いようはありません。
ジム・ロジャーズの日本語版の書籍も多数出版されているので手にとってみるのも面白いかも知れませんね。
またジム・ロジャーズの考えをより深く学びたいのであればお金と投資の学校を体験できるオンラインセミナー【投資の達人講座】を視聴するのも良いですね。
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