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高配当ETFのSPYD特徴まとめ|チャートと株価|配当と利回り

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投資家
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高配当ETFのSPYDの特徴について知りたいな!知りたいことは箇条書きにしておくね。 
  • SPYDの特徴
  • SPYDの強み弱み
  • 他の高配当ETFとの比較
  • どんな投資家に向いているのか
  • 配当日や配当の回数
  • 配当金の傾向(増配など)
TK
TK
知りたいこと多いですね!それでは一つ一つ解説していきましょう
  • SPYDの特徴がわかる
  • どんな人に向いているETFかわかる
  • 今後の展望についてわかる
  • 高配当ETFの中の立ち位置がわかる

この記事を読めばSPYDの多くのことを理解できるはずです。目次から気になるところを読んでも良いでしょう。

TK
TK
米国株投資家YouTuberの名に掛けてしっかりと解説していきますね!

【基本情報】

まずはざっくりと特徴を箇条書きにします。

  • S&P500の利回り上位80銘柄で構成
  • 経費率は0.07%
  • 高配当ETF
  • 均等加重平均を採用している
  • 不動産セクター多め
  • 暴落耐性弱め
  • ステート・ストリートのETF
  • 設定日は2015年10月21日(新しい!)
  • 日本でめちゃくちゃ人気ある

一般的に利回りが高いということは、何かしらネガティブな要因が隠れている可能性があります。

そのため高利回りの個別株を運用する場合、株価の下落や無配のリスクが高くなります。

TK
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SPYDは80銘柄で構成されているので数名柄が無配になったとしてもダメージは小さいです

高配当株へ長期投資をしたい場合はSPYDのようなETFは理に適った選択ですね。

米国株ETFの定期買付ランキング

上の図はSBI証券における米国株ETFの定期買付ランキングです。SPYDが堂々の第一位です。

日本では特に人気の米国株ETFということですね。

TK
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経費率が0.07%というのも嬉しいですね。だいたい0.1%を下回ってくれば問題は無いでしょう。

【構成銘柄】(2020年6月19日時点)

SPYDの構成上位10銘柄

上の図はSPYDの構成上位10銘柄です。

TK
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SPYDは均等加重平均を採用しているので、基本的にはどの銘柄も同程度の割合で構成されています

株価の上下などで多少の大小は生じてきますね。

SPYDはS&P500の高利回り銘柄で構成されているので、どちらかというと元気のない銘柄多いですね。(逆張りの発想のETFですね)

ダウの犬戦略というものがありますが、SPYDはS&P500の犬戦略と言えるでしょう。(利回り上位銘柄でポートフォリオを構成する方法)

その他の特徴は以下の通りです。

  • コロナショックの暴落で16銘柄が臨時で削減された
  • SPYDの一般消費財と不動産銘柄が中心に削減された
  • 大型株・バリュー株中心で構成されている
  • 均等加重平均は定期的にリバランスが必要で費用がかかる

【セクター比率】(2020年6月19日時点)

SPYDのセクター比率

SPYDのセクター比率は上の図の通りです。

どちらかというと景気敏感セクターが多い印象ですね。高配当ETFを構成するとどうしてもハイリスクなセクターが多くなってしまいます。

記事を作成している時点では一般消費材・サービスセクターが4.51%ですが、これは銘柄の削減の影響です。

ある程度リスクを取って高配当の銘柄で構成しても80m銘柄もあれば、リスク分散され安心して保有することが可能になります。

ポイントは以下の通りです。

  • セクター比率が異なるHDVと相性が良い
  • 景気敏感セクターが多いのでボラティリティが大きい
  • 銘柄組み換えは基本的に年2回(1月と7月)

【株価の比較】

SPYDとS&P500の5年チャート比較

SPYDとS&P500を比較するとSPYDは大きくアンダーパフォームしています。設定日から計算すると50%程度の差が開いていることがわかります。

TK
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高配当ETFなのでS&P500に負けるのは仕方ないけど、コロナショックの暴落ではより大きな差が開いてしまったね
  • SPYDはコロナショックで初めて暴落を経験
  • SPYDは暴落耐性が低い
  • Buy&Holdで一生売らないなら関係ない!?
  • トータルリターンでもVTIやVOOに大きく負けている

VOOとVYMとSPYDのバックテスト

配当金の再投資も行う条件でバックテストを行った結果、1位がVOO、2位がVYM、3位がSPYDという結果になりました。

最初に$10000を投資して、その後は毎月$500を投資する条件で5年間のバックテストを行っています。

SPYDのバックテストの結果

結果としてはわずか5年間で$14,000の差がVOOとSPYDの間で生じました。

TK
TK
高配当投資は非常に魅力的だけど、トータルリターンの差は意識しなければなりませんね。

【配当金の推移】

過去の分配金情報を示しています。
SPYDはS&P500の高利回り銘柄で構成されているため、増配という観点ではあまり期待することができません。(大型のバリュー株中心であるため)

2016年の年間分配金が$1.513863で2019年の分配金は$1.746223となっています。

TK
TK
米国の株式市場が好調な時期と重なっているので分配金は増額されているけど、基本的には増配期待はしないほうがよいでしょう

過去1年間と3年間の増配率は上記の通りです。まだ新しいETFですので5年間の増配率は0%と表示されていますね。

SPYDの分配金の考え方について以下にまとめます。

  • 増配を期待するような銘柄ではない
  • 利回り4~5%くらいを継続的に得られるイメージ
  • 暴落時に減配されやすい(高利回りのバリュー株メインだから)
  • 短期から中期で多くの配当を得たい場合に良い選択

長期的に保有するのであれば増配傾向が優秀なVTIやVOO、VYMなどが選択肢になってくるでしょう。

【SPYDの強み】

SPYDの強みを以下にまとめます。

  • 安定した高利回り(4~5%)
  • 分散による暴落耐性(分配金に限る)
  • 株価が安く売買しやすい
  • 格安の手数料(0.07%)
  • ステート・ストリートの臨時銘柄組み換え(注力度高)

単純に格安の手数料で安定した高利回りを得ることができるので、FIREを目指している若手であったり、分配金目当てのシニア層には良い選択肢かもしれません。(ベストではないが)

TK
TK
個人的には長期で保有するのであれば、VOOやVTIのような株価の上昇も狙えるETFを保有することをオススメしています

またステート・ストリートはSPYDにかなり注力しており、コロナショックでSPYDの保有銘柄で不調のものは臨時で銘柄組み換えを行っていました。

今後も力を入れて運用してもらえそうという期待感がありますね。

投資家
投資家
株価が安いのでサラリーマン投資家の毎月積立もやりやすいですね

【SPYD弱み】

SPYDの弱みは以下の通り。

  • 〇〇ショック時に株価が下落しやすい(高利回りバリュー株)
  • 増配があまり期待できない
  • 〇〇ショック時に無配銘柄や減配銘柄が出る可能性が高い
  • トータルリターンでVOOやVTIに劣る
  • 景気敏感セクターの割合が高い
  • ボラティリティが大きい
  • インカムゲインには二重課税が適用される

コロナショックはSPYDが初めて経験した暴落でした。
これまではSPYDの暴落耐性は未知数でしたが、今回の一件で暴落耐性の低さが露呈しました。

特に投資初心者においては暴落時にかなり安い株価で損切りをしてしまった人が多かったのではないでしょうか。

長期の高配当投資では自身のリスク許容度に見合った銘柄を選択することが重要です。

TK
TK
暴落時に恐怖から投げてしまうのでは、いつまでたっても利益は得られません。

もしSPYDを購入する場合は、過去の暴落の程度を確認し自身のリスク許容度を勘案した上で判断したいですね。

コロナショックでのSPYDのチャート

【まとめ】

今回はSPYDの特徴について解説をしました。
解説した内容をまとめると以下の通りです。

  • SPYDはS&P500の高利回り上位80銘柄で構成
  • 4~5%の利回りが期待できる
  • トータルリターンでは他のETFより劣る(VOOなど)
  • 暴落耐性が低いのでリスク許容度に応じて売買判断
  • 手数料は0.07%と安い
  • FIREを目指す人、リタイヤ後の年金代わりに良い
TK
TK
私自身もSPYDのホルダーですが、今回はあえて厳し目にご紹介をしました

良い面だけでなく悪い面もしっかりと理解した上で売買判断をしてもらえれば幸いです。

過去のSPYDの減配や無配銘柄に関する情報は以下の記事でまとめています。

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SPYDにまたもや無配銘柄が追加!!2020年5月最新情報まとめSPYDの無配銘柄が新たに増えていたので、詳細について徹底解説します。気になる今後のSPYDの投資判断についても切り込んでいきます。...

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今回は以上になります。

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