- VGTとQQQの特徴
- VGTとQQQの違い
- VGTとQQQの過去のパフォーマンス
- VGTとQQQこれから買うならどっち!?
- テクノロジーセクターのイチオシETFがわかる
- VGTとQQQで悩まなくなる
- 今後の投資判断の参考になる
長期投資において銘柄選択は非常に重要ですので、しっかりと納得した上で売買を行いたいですよね。
両ETFを詳しく比較していきます。
- 米国株投資家YouTuber(TK’sマネースクール)
- 投資歴13年(プロフィール)
- 中国株投資家(中国株情報)
【VGTの基本情報】
VGTの正式名称は「バンガード・米国情報技術セクターETF」でありバンガードの投資商品です。
米国の大型~小型の情報技術セクターの銘柄に投資することができます。
ベンチマークはMSCI USインベスタブル・マーケット・情報技術25/50インデックスです。
設定日は2004年1月26日で気になる経費率は0.10%です。(セクター別のETFはみんな0.10%ですね)
情報技術セクターというのは「テクノロジー・ソフトウェア」「テクノロジー・サービス」「テクノロジー・ハードウェア」「半導体・半導体製造機」などが含まれます。
VGTの設定来トータルリターンは10.23%/年であり非常に優秀な成績だと判断できます。
VGTは大型株から小型株まで含んだETFです。
時価総額加重平均で算出しているため、大型株の構成比率が大きくなっていることがわかります。
【QQQの基本情報】
QQQについては過去の記事で詳しく紹介しているので参考にして下さい。

QQQはインベスコの投資商品でありインデックスであるナスダックの時価総額上位100銘柄で構成されています。
そのため情報技術セクター以外の銘柄も入っています。(金融セクターは除かれている)
QQQの経費率は0.2%であり、銘柄数は100銘柄くらいです。
設定来のトータルリターンは7.77%であり、10年間の平均リターンは17.79%です。
【VGTとQQQの比較
上記の表ではVGTとQQQを比較しています。
テクノロジー比率やGAFAMの構成比率は好みによりますが、経費率や利回りはVGTが勝っています。
Net AssetsはQQQが3倍くらい大きくなっています。
チャートに関しては切り取る時期によって勝ち負けが変わるので一概には言えませんが、1年間で見るとわずかにQQQがアウトパフォームしています。
VGTとQQQのバックテストを2004年から行った場合、QQQがわずかにアウトパフォームしています。
後半の2019年以降はVGTが巻き返しているように見えます。
テクノロジーセクターを小型株から大型株まで網羅しているVGTの強さが光ります。
- 利回りや経費率はVGTが有利
- PER、PBRはQQQが割安
- 銘柄数は3倍くらいVGTが多い
- Net assetsはQQQが3倍くらい大きい
- 長期チャートはどっちもどっち
【今後買うのであればどっちが良いか】
こればかりは個人の考え方によりますが、VGTが良いと考えた理由を以下にまとめます。
- GAFAMは大きくなりすぎており、成長率の鈍化を懸念している
- VGTは小型株もブレンドされており、今後の成長に期待できる
- VGTは経費率が低く、利回りが高い
- 経済成長の源泉はテクノロジーの成長であるためVGT
成長が期待できる小型株のPERが高いのはわかりますが、GAFAMのように超巨大企業に成長した企業のPERが高いのはリスクが高いと考えます。
みんなが欲しがる人気の銘柄は得てして上がりすぎているということは歴史が証明しています。(QQQはそう言われて何年も来ていますが)
【まとめ】
今回はVGTとQQQの特徴について比較してきました。
GAFAMが今後もぐんぐん成長していく可能性もありますので、そう考える投資家はQQQを買うのが良いでしょう。
向こう10年20年のスパンで考えてGAFAMのような巨大企業がどうなっていくのか。予想はとても難しいですが、判断のポイントはそこに集約されそうです。
【固定費を削減する方法】
毎月の積み立て金額を増やすことは将来の資産を増やすことに直結します。
積み立て額を増やす方法は「節約」と「収入を増やす」の2択です
その中でも「節約」は比較的簡単に実践でます。そして節約の中でも重要なのが「固定費」の削減です。
もしあなたが通信費を上の図のように多く支払っているのであれば楽天モバイルの楽天UN-LIMITがオススメです。
現在キャンペーン中で1年間無料でインターネットと通話を使用することができます。
(300万人限定なので終了している可能性があります。)



今回は以上です。