このように今回はVOOとVBの徹底比較を行っています。
結論から言ってしまうとリスク許容度が高めの人はVOO一本でOK。
それ以外の方はVOO+VBの組み合わせが面白いです。
- 本記事の内容
・VBの特徴の徹底解説
・VOOの特徴解説
・GAFAMについて検討
・何を買うべきかまとめ
- 本記事の信頼性
・投資歴13年
・登録者5800人の米国株投資家YouTuber
・大手製薬企業に勤務
2019年12月より米国株投資家YouTuberとして活動しています。
米国株ETFへの長期投資でFIREを目指しています。
米国株ETFだと情報が英語だったりしてわかりにくい場合が多いですよね。
投資は全て自己責任だからこそ、よく理解した上で買いたいです。
ご安心下さい。米国株投資家YouTuberのTKがあなたに代わってVOOとVBを調べ上げました。参考になれば幸いです。
VBの特徴
VBの一番の特徴は構成銘柄の時価総額です。
上記の図にあるように「小型株」の「バリュー株~グロース株」で構成されています。
こちらの図にあるようにVBは「CRSP USスモールキャップ・インデックス」のパフォーマンスに連動しています。
この名前は重要じゃないので覚える必要はないのですが、構成銘柄数は覚えて欲しいです。
銘柄数はなんと1361銘柄です。
たくさんの小型株の詰め合わせパックになっているということですね。
構成上位10銘柄です。
このとおり、最も構成比率が高くてもわずか0.4%です。
1、2社潰れても痛くも痒くもなさそうですが、爆発的に伸びた銘柄があっても影響は小さそうです。
セクター比率が最も大きいのは金融で、その次が資本財です。
セクター構成比率はVOOの方が魅力的ですね。
VBの利回りは現時点で1.73%であり、VOOと大差ありません。
経費率も0.05%なのでVOOには負けるものの、非常に優秀です。
VOOの特徴
VOOは米国株の中でも大型株に分類される銘柄で構成されています。
S&P500と同じであること有名な話ですね。
そのため銘柄数は509銘柄となっています。
セクター構成比率を見ると情報技術やヘルスケア、コミュニケーションサービスなどの先進技術関連が多いですね。
アメリカを象徴するようなセクターで構成されている点はVOOの魅力の一つですね。
さらに構成比率を見てみて下さい。
アメリカを代表する企業が名を連ねていますね。
GAFAMについて
VOOにはGAFAMが一定程度含まれています。
- ベンチャーの積極的な買収
- プラットフォーマーである
- 新しい技術が次々に出てきている
- これらのテクノロジーはすでに生活必需品
まとめ:VOOもしくはVOO+VB
VOOとVBの特徴について紹介してきました。
ここからは実際にチャートを比較してみましょう。
VOO対VB対VOO+VBでバックテストを行ってみました。
結果はこのとおりでVOOが最も優秀な成績を収めました。
ただしリーマンショック後の3年間などはVBのほうが優れていたりするので、一概にどっちが優秀かは断言できません。
ただし全体的なパフォーマンスを勘案すると、VOOのほうがトータルでみて優秀な印象を受けます。
GAFAMなどのプラットフォーマーで構成されており、新規参入者を次々と買収している姿を見ると、今後もVOOの躍進にベットしたくなりますよね。
今回は以上です。